今回は実際に植毛を経験してもらった3人に植毛でよかったとことと、悪かったことをぶっちゃけてもらいました。それぞれ経験者が語る自毛植毛はどんな内容だったのでしょうか。
20代後半 総合職 植毛1000株 およそ80万の体験談
植毛する以前の薄毛の状態は?
僕は学生のころからずっとフットサルをやっていたのですが、20代半ばあたりから急速に生え際が後退しはじめ、髪のボリュームもなくなってきました。フットサルをすると汗をかくので頭皮が見えやすくなるし、おでこなどに髪の毛がベチャッと貼りつき濡れたワカメみたいになるのですごく嫌でした。あとは走っているときもおでこが広いのバレルので、彼女とランニングしたり、または自転車で出かけるってことができない状態にながい間悩んでいました。
植毛するきっかけになったのは?
ネットでした。25歳くらいから育毛剤をはじめましたがまったく効果がなく、そこからはAGAクリニックで薬を処方してもらってミノキシジルとプロペシアを飲むようになりました。育毛剤とは違ってミノキシジルやプロペシアを飲んでからは薄毛の進行が止まったこと、そしておそらく若干髪の毛が生えたような気がします。というのは髭が濃くなったり、産毛しかなかった胸毛が生えてきたりしたので、毛髪の方もおそらく増えたり、太くなっていると思いした。髪の毛が増えたかどうかは正確には計れないので、あくまで感覚としてですが。ただプロペシアの副作用がきつく、むくみが取れないこと、気分が鬱っぽくなったりと、ずっと薬を飲み続けることに不安があってやめました。そんなときAGA治療から植毛に切り替える人が増えているという記事を読んで、植毛すること意識しはじめました。
植毛するクリニックを選ぶ時に大切にしたポイントは
僕は出不精なんでいくらカウンセリングが無料だと行ってもあまり行きたくありませんでした。それに自分の薄毛を相談するってすごく恥ずかしいし。またクリニックにいって色々とお世話になったあとに断るってこともできないので、あまり多くのクリニックにはいくつもりがなかったです。僕の場合は幸運だったんですが、たまたまネットで見ていたクリニックが腕も良さそうだし、色々とブログなどで書いてあったので勢いで申し込みました。結局僕が行ったのはそこだけでしたが、初めての植毛で何も知らなかった僕でも色々細かく説明してもらえて、不思議とここでなら安心して植毛できるなと感じたので、すぐにそこに決めました。また一切セールスされることもなかったし、もしよかったら考えてみてくださいという気軽さが、逆にここで受けたいなという安心感につながりました。
植毛してよかったポイント
植毛してよかったのは、薄毛を悩む時間がなくったっていうことですね。薄毛が進んでいるときは髪を切りにいくのも嫌だったし、髪型が決まらないことにいらついたり、幻滅したりすることが多くありました。出かけるつもりで髪型をセットしているのに、なにか納得行かなくて、結局出かけるのをやめたりと。。それってすごくストレスだったし、薄くなっていくことに対しての不安がものすごく大きい状態でした。
またスポーツで汗かくのが嫌なのでフットサルにも行かなくなり、風がつよくて髪の毛がばさつくのも嫌だったので外出も減るし、出勤途中の地下鉄での強風なども実はすごく悩みの種でした。たぶん薄毛の男性ならなんとなく共感してもらえると思うのですが。
そういう細かい悩みやストレスなのが植毛して一切なくなりました。今では髪型を変えたり、分け目を変えたりすることもできるし、自分が楽しみたいことに対して積極的になれているのがすごく幸せです。
AGA治療と比べてどうですか?
プロペシアやミノキシジルの効果はあると確実にあると思いました。最初は抜け毛減って、髪の毛が増えた気がしてすごく気分も前向きになりましたが、しばらく使っていると結局は薄毛で悩んでいる自分がいるんです。薬は飲んでいるけど薄毛で悩んでいる自分の状態はそこまで変わらなかったですね。たぶん現状維持だと根本的な悩み解決にはならないし、僕の部分は生え際が薄くなっていることに悩みをかんじていましたので、生え際がすごく髪の毛が増えた状態にならないと薄毛の悩みは解決できなかったとあとになって感じます。AGA治療だとやっぱり物足りなさは否めませんね。
これから植毛を考えている人に一言
ずっと薄毛を悩んでいましたが植毛することでその悩みが本当になくなりました。毎日毎日髪の毛を見てはなにかネガティブな気持ちになったりしていたのが、今では薄毛のことを考えることはほぼありません。それだけ薄毛に自分の楽しい時間を奪われていたわけですが、植毛によって薄毛の呪縛から解放されたのは間違いありません。僕はもともと引っ込み思案なので、なかなか植毛するところまでいけませんでしたが、あの時いけたことで人生が本当に変わったし、植毛したことを本当によかったと思っています。もし薄毛に悩んでいる自分に疲れているなら、僕はAGA治療ではなく、植毛をオススメします。植毛なら自分が望んでいた状態になったし、ものすごく満足しています。
保険営業 46歳 植毛体験談
植毛する前はどんな薄毛状態だった?
植毛する前の状態は薄毛が全体的に広がってきて、フィナステリドやミノキシジルでの効果がほとんど得られない状態でした。生え際から禿げ上がっていき、頭頂部の薄毛も同時に進んでいきました。最終的にはおでこから頭頂部までかなりハゲてしまっていて、年齢もだいぶ歳上に見られるようになって、自分に自身がなくなっていました。
植毛するキッカケは仕事の成績
わたしはお客さんのお金や健康などを扱っている仕事なので、会社からも身だしなみをきちんとするようにかなりうるさく言われています。もともとは髪の毛もしっかりとセットして、短髪にして清潔感を大切にしていたんですが、頭皮が薄くなるにつれて、ハゲを隠すことに意識がいくようになりました。清潔感もだんたんなくなっていくのを感じていたので、お客さんからの印象が悪くなっているような気がしました。また対面するときにお客さんの視線が頭皮に行くと、どこか恥ずかしくて、昔よりも営業活動に積極的にできなくなっていました。結局薄毛の進行が進むについれて営業成績にも営業が出てきたので植毛することにしました。
植毛クリニックはどうやって選んだか
どのクリニックで植毛するかは知り合いの先生に紹介してもらって行いました。僕らの仕事ではお医者さんとも付き合うこともあるのですが、その中で突然髪の毛が増えたお医者さんがいたんです。その時に若返りしました?とちょっと遠回しにきいたら植毛したんだよと言われて。それで僕も植毛を意識するようになって、そのお医者さんが植毛してもらったところをご紹介していただきました。もちろんネットでも口コミや体験談などには目を通して自分でも最低限は調べてからクリニックに行きました。
植毛して仕事の方が順調にいくようになった
僕自身はわりと楽観的で明るい性格です。最初のうちは薄毛もほとんど気にしないで生活していましたが、薄毛がかなり進んで年齢などを間違わられるようになってからは次第に薄毛が気になり始めてきました。それと同じように自分に自信が持てなくなってきたのは、営業成績からみても明らかです。ハゲてもいいや、薄毛になっても男だから仕方ないと割り切っていたつもりでも、やっぱり人の目や周りからの反応で傷つくことが増えてくると気になってしまいます。
植毛してからはまた営業活動もうまくいくように、前以上に仕事が楽しかったり、普通の生活の中でも充実を感じるようになりました。後ろめたい気持ちがあるとやっぱり人間は奥手になるし、内面的になっていってしまうんだなと感じました。僕は昔のように短髪で清潔感ある雰囲気にしたかったので、密度がしっかりあるような植毛プランを選びました。なので以前のように短髪にしても薄毛が全然きにならなくなったし、傷跡なども残らずに植毛できたので、人の目も気になることがありません。すごく自然な状態ですので植毛したことを忘れてしまっているほどです。植毛するメリットはすごく大きかったです。
植毛するときに気をつけてほしいことは?
僕は短髪の髪型にこだわりがあったので密度がある植毛をした方がよいというのを先生から言われました。本数を増やすと植毛の料金はあがりますが、髪が短いと不自然さをごまかすことができないので、植毛の本数をしっかりとやることにしました。結果としてはとても満足しています。正直そこまで必要なのかなと思ったこともありましたが、実際に入れてみるとこれくらいの量をいれないと逆に不自然だし、どこか薄毛が進行している感じが残ってしまうような気がします。先生のアドバイスで「本来の人の頭皮には1センチあたりにこれだけの髪の毛が生えているから、〜〜さんの場合はできる限りそれに近い状態にするのがよいでしょう」と言われたがすごく正しかったです。先生から見せていた他の患者さんのケースをみると、髪の毛の本数がすくない状態で全体をまんべんなくおこなうと、全体に髪の毛は生えているけど、全体がうっすらとしている印象になるのは否めません。私は短髪にしてびっしりと決めたいと思っていたので、その場合には十分な毛量が必要でした。どのようになりたいかは先生に伝えて、きちんとしたアドバイスを受けることがオススメです。
AGA治療でわかった薄毛にも手遅れの状態があるということ
僕が薄毛を意識するようになったのは30代後半くらいでしたが、その頃はAGA治療がすごく人気で、僕も薄くなってきたからAGA治療をやればいいやっと結構楽観的に考えていました。40代になるとかなり薄毛が進み始めたので、AGAクリニックに初めて通うことにありましたが、想像してたのとは違い、髪の毛の回復は限定的でした。僕の場合は前頭部のハゲ上がりがかなり進んでしまっていて、ハゲてしまっているところから髪の毛が生えてくることはありませんでした。そこではじめて楽観的に薄毛は薬で治るだろうっていうのが幻想だと気付きました。あとからわかってきたのは病気と一緒で薄毛の治療も早い方がよいということ、そして完全ハゲあがってしまうと髪の毛が生えてない、または薄毛が回復することが微々たるものであるということです。よくブログや体験談で完全に頭皮が見える状態になっているのに、ミノキシジルやフィナステリドを1年間くらい飲むとふさふさな状態に戻ったというような症例を見ますが、そのようなケースは稀なのです。僕もAGAの先生に自分のハゲしまった部分からはもう髪の毛が生えてこないのかと聞いてみましたが、半年しても改善が見られなければ髪の毛が生えてくる可能性はすごく低いとおっしゃっていました。結局薄毛治療といっても、全てに効果があるわけでないんですね。
植毛みっちり3000本やってみた感想は!?
私の場合にはおでこからてっぺんの部分までしっかりと植えていきました。正直オペはすごく疲れました。オペでは痛みとかよりも3000本というすごく長い作業に体や集中力がつらかったという感じです。また植毛後は2日くらい微熱が出ました。通常1000本や2000本程度ではそういうこともないようなのですが、さすがに3000本もいくと多少体の方が反応するようですね。
ただ3000本やると本当にしっかりとした毛量が出てくるので短髪で髪の毛をセットすると本当に20代とか30代の前半のような毛量が出てきます。また植える髪の毛が後頭部から採取した元気な髪の毛なので、植えた髪の毛がすごく元気で太いのがすごく嬉しいです。