最強の毛生え薬として有名なミノキシジル。今回はそんなミノキシジルの育毛剤についてです。ミノタブに比べて効果はどの程度あるのでしょうか。

また国内で厚生労働省の認可が下りているリアップと、海外から個人輸入した育毛剤のどちらがおススメなのでしょうか。海外のジェネリックの場合にはリスクなども気になるところです。

今回はミノキシジル外用薬(育毛剤）について気になるところをしっかりとまとめていきます。

この記事を読んでわかること

・ミノキシジル外用薬の効果と副作用について

・ミノタブとミノキシジル育毛剤の効果の違いについて

・ミノキシジル外用薬で効果が高い育毛剤

ミノキシジル外用薬とは？

ミノキシジルタブレット(Noxidil)シートタイプ10mg

日本皮膚科学会が策定したAGAの診療ガイドラインでは、AGAの治療薬としてミノキシジルを配合した育毛剤が推奨されています。ミノキシジルの育毛剤は近くのドラックストアでも購入できるので、AGAクリニックに通うのはちょっと。。。っという人でも気軽にできる薄毛対策としてとても人気です。

またミノキシジルの育毛剤は国内産だと大正製薬のリアップのみで1%と5%があります。ところが海外製品の場合には、ミノキシジルの配合量が15%のものあり、個人輸入などで海外製品を使用する人もたくさんいます。

ただし効果がある反面、ミノキシジルの育毛剤には副作用もあります。主にはかゆみなど皮膚に関する症状ですが、他にはむくみ、頭痛、動機などが報告されています。副作用についてはのちほど詳しく説明していきます。

ミノキシジルの効果

AGAクリニックで治療では、主にミノキシジルとフィナステリド（プロペシア）の２つを使います。ミノキシジルは発毛に効果があり、フィナステリドは抜け毛予防に効果があります。いわば攻めと守りの2タイプをうまく活用することで薄毛の進行をとめて、発毛を促していきます。

ミノキシジルは発毛を促進し、髪の毛をグングン成長させます。具体的には髪の毛を生み出す毛細胞を刺激し、活動が低下している細胞に働きかけ毛細胞を活性化します。

薄毛を引きおこす原因は毛細胞の動きが弱まるので、ミノキシジルの刺激によって再び元気で骨太な髪の毛生むようになれば薄毛改善に大きな効果を残すということになります。

参照：wikipedia

ミノキシジル育毛剤のメリットとデメリット

よくある質問で「育毛剤とタブレットだとどちらが効果が高いですか？」があります。これは皆さんとても気になる内容です。

結論からいうと、飲むタイプのミノキシジルの方が効果が高いと言えます。理由は、頭皮の上から塗るミノキシジルには吸収率の問題があるからです。頭皮から塗った育毛剤はすべてが吸収されるわけではなく、毛細胞まで浸透する量はごくわずかになります。つまりミノキシジルの成分を頭皮の上から十分に浸透させるのが難しいというのがミノキシジル育毛剤のデメリットと言えます。

一方でメリットとしては、飲むタイプに比べて副作用のリスクが低い点です。ミノタブの副作用には体毛が濃くなるなどがありますが、育毛剤の場合は局部だけにミノキシジルを塗るので、体全体が毛深くなることはありません。

またミノキシジルは血圧を下げる薬として開発された経緯があるので、ミノキシジルを飲むと心臓などに負担がかかることがあります。ところが育毛剤タイプは体内にはミノキシジルの影響がないので副作用の影響もとても小さいと言えます。

タブレットと育毛剤のどっちがおススメ？

ミノキシジルは「飲み薬」であるミノキシジルタブレット（ミノタブ）の方が人気です。それはやはり育毛剤より効果が高いからです。これまでの経験から言っても、ミノキシジルタブレットを飲んでいる人の方が効果は出やすく、薄毛改善の度合いが大きいです。ただしその分副作用の影響も大きいので、そこはメリットとデメリットのバランスといえるでしょう。

ミノキシジル育毛剤の場合はどこでも気軽に購入できること、そして副作用のリスクなく簡単に使えることが最大のメリットです。最近薄毛が気になってきた、、など初期症状では育毛剤の効果も出やすいので、まずは薄毛対策をはじめたいという人には育毛剤タイプをおススメしています。

まとめると

・育毛剤タイプよりタブレット（錠剤）のミノキシジルが効く。

・育毛剤タイプの方が副作用の心配がない

ミノキシジル育毛剤の副作用

ミノキシジル育毛剤の副作用についてもう少し詳しくまとめていきます。よくミノキシジルを飲むと体毛が濃くなるという話はありますが、その症状は臨床試験でも確認されており、副作用として正式に報告されています。

ミノキシジル配合の育毛剤は効果が下がる

日本で販売されている育毛剤のなかで、唯一発毛効果が認められているにはミノキシジルの育毛剤だけです。なかでも有名なのが大正製薬の「リアップ」。発売当時は爆発的な売り上げと人気を誇りました。リアップは臨床試験を経たもので、その効果がきちんと証明されていますが、それでもミノタブよりは効果が弱いとされています。

ちなみに育毛剤のほとんどは臨床試験をおこなったわけでなく、ただ髪の毛に良い成分を配合したにすぎません。ほとんどの育毛剤は臨床データで効果を証明するこなく、「抜け毛予防」「発毛に効果がある」と宣伝されている育毛剤の多くは、医学的な根拠がないまま販売されてしまっているというのが実際のところなのです。

育毛剤を使えばすぐに効果がでるってイメージだったけど・・・

プニ子

育毛剤の会社は莫大な宣伝広告費をかけていて、すごく上手に商売をしています。今売れている育毛剤の多くは、実際に効果があったことを臨床データとかで示していないんです。それなのにそういう育毛剤がとても売れています。医学的な根拠(エビデンス)が示せてないまま育毛剤として販売できてしまうのがそもそもの問題なんですが・・・・。

タカシ

そうだったんですね。その点はリアップはきちんと効果が証明されているわけですか。

プニ子

はい。リアップは発毛に有効なミノキシジルが配合されていて、その臨床データーまできちんと発表しています。育毛剤として大切なのはミノキシジルが配合されているか。それがとっても重要なんです。次は育毛剤の効果がどの程度なのか見ていきましょう。

ミノキシジル外用薬の効果をリアップの臨床データーを使って説明していきます。いろいろなサイトで紹介されているので、すでに知っているという人は飛ばし読みしてくれてOKです。

ミノキシジルの効果はすぐには出ない！

ネットでは「２週間で髪が生えました！」「１ヶ月でハゲが治りました！」などとの書き込みや口コミがありますが、それはほとんど嘘の情報です。効果が出るまでにはおよそ３か月～半年くらい必要だと考えておくことが正しいでしょう。

実際に髪の毛が2週間で生えてきたケースは10年以上の看護師経験で一度もありませんし、1ヶ月でハゲが治ったのも見たことがありません。

ミノキシジルの臨床データでわかること

この臨床データーはミノキシジル外用薬(育毛剤)を実際に使ってみて、6ヶ月(24週)の経過を観察したものと、12ヶ月(52週)で効果を観察したものの２つの実験で効果を測定しています。対象年齢は記述がないので、おそらく各年代の男性をある程度均等にしていると推測します。

今回の実験結果では次の3つのポイントで見ていきます。

・ミノキシジル外用薬はどのくらいの期間で効果が出るのか

・ミノキシジル外用薬を使用したユーザーの評価や口コミ

・ミノキジル外用薬の使用後の医師の評価

⑴ミノキシジル外用薬でどの程度の期間で効果が得られるのか。

このグラフで示されているミノキシジルの効果を12ヶ月の経過ごとに要約してみる！

⑴ミノキシジル外用薬を使用しはじめると1ヶ月後(4週間後)に4%の人にわずかな効果が確認できた。96％の人は特に変化なし。

⑵2ヶ月後(8週後)には12%の人にわずかな効果。88%の人にはまだ効果がない。

⑶3ヶ月後(12週)では60%の人にわずかな効果が見れるようになった。つまり３ヶ月すると半分以上の人に効果が出てくるようになる。効果が実感できるというのは3~4ヶ月と言える。

⑷4ヶ月(16週)後には80%の人に効果が出てきて、さらにそのうちの10%の人にはさらに効果が高い中度の発毛が確認できるようになる。

⑸5ヶ月(20週)後になると90％の人に効果が出て、そのうち40%は中度の効果が確認できるようになる。

⑹6ヶ月(24週)経過すると92%の効果、さらにそのうちの47%が中度の効果、そして2.1%にかなりの改善効果が見られるようになった。

⑺7ヶ月(28週)後には93%に効果が出て、61%が中度の効果、2.1%がかなりの改善効果

⑻8ヶ月(32週)後には95%の人に効果があり、63%が中度の効果、2.1%がかなりの改善効果

⑼9ヶ月(36週)後には95%の人に効果があり、62%が中度の効果、4.3%がかなりの改善効果

(10)10ヶ月(40週)後には98%の人に効果があり、64%が中度の効果、8.5%がかなりの改善効果

(11)11ヶ月(44週)後には98%の人に効果があり、67%が中度の効果、8.7%がかなりの改善効果

(12)12ヶ月(48週)には98%の人に効果があり、67%が中度の効果、8.7%がかなりの改善効果(11ヶ月目と変わらず)

(13)13ヶ月(52週)には98%の人に効果があり、67%が中度の効果、11.4%がかなりの改善効果、2.2％の人が薄毛が進行

ポイントを要約

3~4ヶ月で最初の効果が出始めるといえる。3ヶ月で60%、4ヶ月で80%の人がミノキシジルの症状を確認する。

4ヶ月目には中度の効果を確認できる人が出てくる。6ヶ月目になると50%、7ヶ月目になると60%まで中度の確認ができる人が増える。

また6ヶ月目からはかなりの改善を見られる人が2%出てくる、9ヶ月目で4％、10ヶ月で8％、1年後には10％の人で大きな効果が出てくる。

12ヶ月(1年)経つ頃には98%が改善効果を実感。そして7割の人が中度改善。1割の人が劇的に改善したという効果が出た。

⑵ミノキシジル外用薬を使用したユーザーの評価や口コミ

このグラフで示されているミノキシジルの効果を12ヶ月の経過ごとに要約してみる！

⑴ミノキシジル外用薬を使用しはじめるた1ヶ月後(4週間後)は2%の人にわずかな効果が確認できた。96％の人は特に変化なし。また2%の人は症状が悪化したという評価だった。

⑵2ヶ月後(8週後)には16%の人が薄毛が少しよくなったと効果を報告。83%の人にはまだ効果がない。

⑶3ヶ月後(12週)では43%の人に効果があったと評価。そのうち2%はすごくよくなった、そしてもう2%の人はそこそこ良くなったという評価。３ヶ月すると半分近くのユーザーが変化を感じ始め、4%の人がかなり良くなったという評価をした。

⑷4ヶ月(16週)後には70%の人に効果が出てきて、さらにそのうちの4%の人にはそこそこの効果、6%の人にかなり改善したとい評価がされるようになる。

⑸5ヶ月(20週)後になると79％の人に効果が出て、そのうち16%は中度の効果が確認できるようになる。さらに4.2%が大きな改善が見れたという評価。

⑹6ヶ月(24週)経過すると78%の効果、さらにそのうちの22.9%が中度の効果、そして6.3%にかなりの改善を実感できたという評価が見られるようになった。

⑺7ヶ月(28週)後には81%に効果が出て、27%が中度の効果、6.4%がかなりの改善効果

⑻8ヶ月(32週)後には83%の人に効果があり、26%が中度の効果、11%がかなりの改善効果

⑼9ヶ月(36週)後には90%の人に効果があり、34%が中度の効果、9%がかなりの改善効果

(10)10ヶ月(40週)後には94%の人に効果があり、38%が中度の効果、10.6%がかなりの改善効果

(11)11ヶ月(44週)後には91%の人に効果があり、41%が中度の効果、11%がかなりの改善効果

(12)12ヶ月(48週)には89%の人に効果があり、41%が中度の効果、11%がかなりの改善効果(11ヶ月目と変わらず)

(13)13ヶ月(52週)には91%の人に効果があり、47%が中度の効果、13.3%がかなりの改善効果、2.2％の人が薄毛が進行

ポイントを要約

3~4ヶ月で最初の効果が出始めるといえる。3ヶ月で60%、4ヶ月で80%の人がミノキシジルの症状を確認する。

4ヶ月目には中度の効果を確認できる人が出てくる。6ヶ月目になると50%、7ヶ月目になると60%まで中度の確認ができる人が増える。

また6ヶ月目からはかなりの改善を見られる人が2%出てくる、9ヶ月目で4％、10ヶ月で8％、1年後には10％の人で大きな効果が出てくる。

12ヶ月(1年)経つ頃には98%が改善効果を実感。そして7割の人が中度改善。1割の人が劇的に改善したという効果が出た。

ミノキシジルが配合されているオススメの育毛剤は？

タカシ

リアップの他にミノキシジルが配合されいてる育毛剤はありますか？

プニ子

国産の育毛剤ではリアップだけにミノキシジルが配合されています。海外のものではもっと有名な育毛剤がいくつかあります。例えばポラリス社の外用ミノキシジル、『ロゲイン』のジェネリックのカークランドなどです。これらは高濃度のミノキシジルが配合されていて、リアップと比較しても抜群に知名度が高い育毛剤です。

ポラリス社のミノキシジル

名称 Polaris Reseach (ポラリス育毛剤)

ミノキシジル育毛剤を専門に研究し、絶大な信頼を持つポラリス社の外用ミノキシジルです。ポラリスはミノキシジルの高濃度のミノキシジルが配合されていることが有名で5%~15%までの商品ラインアップがあります。また発毛効果があるミノキシジル成分のほかに、抜け毛予防の効果があるフィナステリド、アルファトラジオールが含まれており、非常に高い発毛効果を発揮します。

ミノキシジル成分カプセル化技術によって外用ミノキシジルにありがちな塗布による痒みが発生せず、副作用報告もほとんどない安全なおすすめのミノキシジル育毛剤です。

◆ケタ違いの効果でありながらリアップx5よりも約3割安価です。

◆1ヶ月あたりの費用はおよそ5000円前後です。（※為替により若干変動します）

ロゲインのジェネリック版カークランド

名称 KIRKLAND (カークランド育毛剤)

世界で最も流通している外用ミノキシジルのジェネリック。頭皮に直接塗布する育毛剤タイプのミノキシジルとして最もスタンダードな『カークランド』はミノキシジル育毛剤として高い評価を受けた『ロゲイン』のジェネリック医薬品です。毛穴から浸潤して毛根を刺激し、血流増進と毛母細胞分裂を促進します。

ミノキシジル成分配合量5%は外用ミノキシジルとして少ない配合量の部類となりますが、大正のリアップX5と同じ量のミノキシジルが配合されています。カークランドのメリットは、副作用がほとんど発生しないことです。これからAGA治療をはじめる方や脱毛症状進行が比較的ゆるやかなAGAでお悩みの方には最適です。

◆60mlが2本セットでリアップx5（ミノキシジル5%）の半額以下です。

◆1ヶ月で1本使用と換算すると月額1800円ほどです。（※為替により若干変動します）

タカシ

どうしてポラリスやカークランドの方が知名度が高いのですか？

プニ子

その理由はミノキシジルの配合量の多さと有効成分の違いですね。あと値段がリアップよりも安いというメリットもあります。

タカシ

有効成分が多いということはそっちの方が効果が高いということですか？それに安いのは魅力的です。

プニ子

有効成分が多いというのは嬉しいですよね。わかりやすくグラフにまとめてみます。

ミノキシジルの育毛剤がどうして薄毛に効果があるのか

プニ子

ミノキシジルは発毛効果にあると言われていますが、その理由をもう少し細く説明していきましょう。まずは薄毛になる原因です。

薄毛のメカニズム

これはリアップX5の発売元である大正製薬が薬局の店頭で配布している「お客様用解説書」のページの1節です。「毛包に直接作用して細胞の増殖やタンパク質の合成を促進～」というのはつまり血流を促進して毛包に栄養を送り込むということにつながります。

見ていたいただきたいのは、その下にある髪の毛がぐるっと円周している図面です。この図は一般的に「ヘアサイクル」と呼ばれ端的に言えば、髪の毛の成長と衰退を図解したものです。髪の毛は、生まれてから成長が止まるまで2～6年スパンと言われています。その後数週間で髪の勢いは弱まり、3～4ヶ月休んでまた新しい毛に生え変わるというメカニズムです。

このヘアサイクルはあくまで正常な人の場合。これが薄毛の人だとどういうことになるのかというと、

• 普通の人なら2～6年ある成長期が短くなる、もしくは成長のスピードが遅くなり、弱い髪の毛になる
• 休止期にある髪の毛が再び成長することなくそのまま止まってしまう

この2つが原因で髪が生えず、抜け毛も増えて薄毛になっていくということですね。

そこで登場するのがミノキシジルです。赤字で1，2の移行促進作用および維持作用と示されているように、あくまでも弱まった毛、もしくは成長が止まってしまっている髪の毛に対してのみ作用します。逆にヘアサイクルが正常な髪の毛に対しては、過剰に髪が成長するということもないようです。おそらく、栄養を送り込めば送り込むほど比例的に髪が成長するわけでもなく、成長には必ず上限があるということなんだと思います。

ミノキシジルの効果の理由

	休止期毛包から初期成長期毛包への 移行促進作用	初期成長期毛包から後期成長期毛包への 移行促進及び維持作用
毛髪	新しい毛の発毛を促進させます。	毛髪の成長を促進させます。
毛包	休止期の毛包に作用して、 活性化させます。	小さくなった毛包を、 大きく深く成長させます。

正常なヘアサイクルを復活

ミノキシジルは、毛包に直接作用し、細胞の増殖やタンパク質の合成を促進することによって発毛作用を示します。ヘアサイクルに変化が起こり小さくなった毛包を大きく深く成長させることにより、細く軟毛化した毛髪を太い毛に成長させます。毛髪の成長をつかさどる毛包を大きく、深くするミノキシジルの作用をディープグロース効果と呼んでいます。ミノキシジルは、さまざまなタイプの壮年性脱毛症に対して発毛を促進させます。(大正製薬のHPから引用)

プニ子

ミノキシジルについてはこちらで詳しく書いているので、もっと詳しく知りたいという場合にはこちらを参考にしてみてください！

⇨【完全版】植毛看護師がオススメするミノキジルの発毛効果と副作用について

ミノキシジルの副作用について

タカシ

これだけ効果ある育毛剤ならとりあえず使ってみたいです！

プニ子

ちょっと待ってください。ミノキシジルの副作用についても少しお話させてください。

タカシ

塗るタイプの育毛剤なのに副作用があるんですか？

プニ子

はい。ミノキシジルという成分は医薬品なので副作用がどうしてもあるんですね。AGAのお薬は副作用が強いと言われることもありますが、ミノキシジルに関しては深刻な副作用がほとんど報告されていませんので安心して使えるお薬ではあるんですが、以下のような症状が報告されています。

引用資料：リアップX５の製造販売後調査報告書より

他の治療薬で見られるような心臓や血管への負担や、EDや性欲減退、心不全や肝機能異常などの重そうな症状については厚生労働省の調査でも具体的な症例が確認されていません。ミノキシジル育毛剤の使用によって確認されている副作用の症状は皮膚の炎症系（かゆみや赤み、かぶれ）です。

ミノキシジルは「医薬品なので効果が高い分、副作用は確実に存在する」という事実はありますが、ミノキシジル外用薬の副作用での重度症状は確認されていません。またリアップX５に関しては副作用の発生率は8.7％というデータも出ています。なので、5%のミノキシジルを配合されているカークランドやポラリスを使用した場合でも、その程度の副作用があると思っていただければいいと思います。

ミノキシジルの外用薬で副作用が出てしまったときは

ミノキシジル育毛剤の副作用は、皮膚の炎症、熱化、フケ症状であり、これら副作用症状が感じられれば使用をやめましょう。それでも炎症やかゆみなどが治らない場合にはは皮膚科へ行くのをオススメします。

ミノキシジルの外用薬と内服薬で効果は違うのか

タカシ

もう一つだけ教えてください。塗るタイプのミノキシジルと飲むタイプのミノキシジルでは効果が違うんですか？

プニ子

成分は同じなので効果は同じです。ただ効果が強いのはミノキシジルタブレットですね。そもそもなぜミノキシジルの外用薬（塗るタイプ）が誕生したかというと、ミノキシジルの内服薬での副作用が出てしまうという人のために、効果の強さを少し抑えてミノキシジルの育毛剤が作られました。ミノキシジルに副作用がある人でも安心して使えるようにと作られたのが外用薬なんです。

タカシ

なるほど。じゃあミノタブよりは体に優しいってことですかね。

プニ子

そう考えてもらって大丈夫です。

最近のミノキシジルの育毛剤では配合率がかなり濃度が上がっているので、効果自体がミノタブ以上になっているのもあります。ミノキシジルタブレットが10mgのところ、ポラリスなどでは16mgミノキシジルが配合されているのもあります。

タカシ

じゃあ効果が強いけど副作用も強くなるということですか？

プニ子

いえ、ミノキシジルタブレットはお薬として飲むので血管などから栄養が吸収されますが、ミノキシジルの育毛剤は頭皮からのみ吸収されます。その場合には副作用の影響は育毛剤の方が低いです。

タカシ

なるほど。その代わり効果も薄いってことですよね？

プニ子

はい。そうなります。そもそも頭皮からの吸収の場合はどの程度吸収があるのかといのは正確にはわかっていませんが、内服薬がより効果が劣るのは間違いありません。ただし副作用などのことを考えるとより安全なのは育毛剤というところですね。それでも大正製薬のデーターを見る限り発毛には効果があるということなので、効果が弱いながらも、確実な効果があるのは間違いないです。

タカシ

なるほど。

プニ子。効果が弱い分ポラリスなどはミノキシジルの濃度を上げています。大正製薬はミところが頭皮からの吸収率の問題があるので、飲むタイプよりはどうしても効果が下がるというのが通説です。

ミノキシジルの育毛剤を比較してみる

タカシ

ミノキシジルは国内のモノと海外のモノでどちらがオススメとかありますか？

プニ子

日本人なので国産のリアップが良いということはありません。ただリアップだと楽天や通販でも買えるし、薬局などで買える育毛剤なので買いやすいのがメリットですね。

タカシ

効果に違いがないのならどれでもいいんですね。

プニ子

そうですね笑

ミノキシジルの

リアップの口コミ

ポラリスの口コミ

カークランドの口コミ

ミノキシジルタブレットとの効果の比較はどうなの？

効果のない育毛剤との比較

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