プロペシア(=フィペシア)はAGAの悩みを持つ人なら誰でも知っている治療薬です。薄毛治療には欠かせない薬として世界中で愛用されていますが、最近大きな問題が話題になっています。
それは深刻な副作用が報告されはじめたことです。日本ではまだあまり報道されていませんが、海外ではポストプロペシア財団など、プロペシアの危険性などを訴える団体が数多く存在しています。
PFS(ポストフィナステリド財団)という言葉を知らない人も多いと思いますので、今回は副作用や後遺症の最新事情をまとめていきます。医師も語らない実情までお伝えしたいとおもいます。
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今回の記事は不安を煽ったり、ほかの商品を購買させようと書いた記事ではありません。あくまで個人的な見解と、個人の経験を基にした記事ですのであらかじめご了承ください。
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プロペシアの効果
プロペシアの副作用とは
男性の機能の低下と女性化
最も深刻なのはうつ病
プロペシアを服用するときは注意が必要
体や心の状態に異変を感じたらすぐに病院へ
プロペシアを使用しないで薄毛治療するには
プロペシアとフィナステリドは同じ
まずはおさらい。プロペシアとフィナステリドは同じです。プロペシアは商品名であるので対して、フィナステリドは成分の名前です。このフィナステリドを成分とし、薄毛に効果があるとされているのがプロペシアとなります。
クリニックやお医者さんによっては、そのままフィナステリドという名称で取り扱われることもあります。(※この記事ではプロペシアとフィナステリドどちらも使用していますが同じ意味です。)また一部ではフィンペシアなどのジェネリック医薬品で呼ばれていることがあります。
プロペシアの効果をおさらい
プロペシア(フィナステリド)は、もともと前立腺肥大症の薬剤(1日にあたり5mg摂取)として開発され、現在は男性型脱毛症(AGA)の育毛剤(1日あたり1mg摂取)としても広く使われています。
薄毛の原因になる男性ホルモンを抑制し、薄毛を抑えるの効果があります。日本では2005年に厚生労働省に承認され、同年12月から万有製薬(現在のMSD薬品)により販売が開始されています。
プロペシアは”守りの薬”と例えられることが多く、抜け毛を防ぎ、薄毛が進行しないようにする働きがあります。
一方で”攻めの薬”と言われるのがミノキシジル。フィナステリドと必ず二個セットになって紹介されていて、発毛を促進する薬です!こちらもおさらいしておきたいという人はこちらをご覧ください。
プロペシアの危険な副作用が明らかになりつつある現状
(2018年6月追記)
プロペシアは1997年にアメリカのメルク社から販売され、2005年から日本でも販売されるようになりました。日本で販売されるようになってまだ10年程度しか経っていませんので、日本はフィナステリド後進国と言えます。
ところが先に承認を受けたヨーロッパやアメリカでは、臨床実験ではわからなかった副作用や体へのダメージが徐々に明らかになっています。プロペシアを長期的に服用した場合にどの程度のダメージが身体に残るのかなど、これまでに明らかになっていなかった真実が次々と明らかになっています。
ポストフィナステリド症候群(PFS)とは?
最近明らかになりつつあるプロペシアの副作用と後遺症をポストフィナステリド症候群(PFS)と言います。
プロペシアの副作用の一番恐ろしいところは薬の服用を中止したあとも後遺症しばらく残るということです。薬をやめても副作用がそのまま続くというのは、後戻りできないという点でとても恐ろしい点です。
現時点でわかっている症状としては、勃起障害やうつ状態など、性機能や脳神経から精神的なダメージまで残ることが明らかになっています。これらはフィナステリドの服用終了後もずっと副作用だけが持続します。
デュダステリドでも同じ副作用が報告されている
プロペシアと同じ成分で作られているデュタステリドでも同様の現象が認められます。プロペシアの効果を述べていくのに、この副作用の事実を見過ごすことはできません。そこで今回はプロペシアの副作用について重点的にお話しておきます。
日本ではプロペシアの副作用や後遺症が報道されていないワケ
プロペシアが発売された頃には爆笑問題などを起用したCMが話題となり、AGA治療が大々的に報道されました。ところが海外などで副作用のリスクが問題になっても、そのことについてはどのメディアもほとんど報道していません。最近になってようやく一部の週刊誌などで報道しましたが、TVや新聞では相変わらずスルー状態が続いてます。
日本ではプロペシアやフィナステリドの販売のために製薬会社が莫大な宣伝費や広告費をTV局に払っています。それだけでなく医療関係者やお医者さんにまで研究費などの名目でお金がたくさん流れています。日本でプロペシアの副作用が報道されないわけはそこにあると言われています。
国内・海外で報告されているプロペシアの主な副作用
勃起障害と性欲減退
プロペシアは勃起障害、ED症状を引き起こすリスクが高く、プロペシアの服用で男性機能が低下した男性が%いるという研究データーが出ています。また同じような症状として性欲減退があります。プロペシアの添付文書では、臨床実験でも性欲減退が見られたケースが1.1%あったと報告しています。ところが実際はもっと高いと言われています。
※海外の研究データーより抜粋
育毛の目的でフィナステリドを使用した71名の健常男性(21~46歳)の性機能を調査。プロペシアを投与中に性欲減退94%、勃起障害92%、ペニス刺激への反応低下92%、オルガズム低下69%が認められる。その結果、性交渉頻度の減少と男性機能の低下の症状が見られた。平均28ヶ月(2年~3年)のフィナステリド服用すると、プロペシアの投与中止後も副作用が平均40ヶ月持続した。調査はまだ継続中なのでもっと延長させる可能性あり。(The Journal of Sexual Medicineより)
前立腺肥大症の薬剤としてフィナステリドおよびデュタステリドを用いた場合の性機能に及ぼす影響について、プロペシアは5α-還元酵素阻害薬(5ARI)で、テストステロン(T)をジヒドロテストステロン(DHT)に変換する酵素をブロックします。これにより、勃起障害(5~9%)、性欲減退、オルガズム低下を認め、性機能低下は自尊心低下、QOL低下、親しい人間関係の維持の低下に結びつくと発表されています。(Expert Opin Drug Saf 2013年より)
男性不妊症
勃起機能の障害だけでなく精子量の減少や精子がサラサラになったなどの報告もあります。精子の濃度が下がると子作りにも悪影響があり、胎児の遺伝子にも破損があることがわかっています。これは別の記事で詳しくまとめています。
⇨【要注意】プロペシアが引き起こす妊活・子作り・胎児への悪影響
プロペシアは5α-還元酵素阻害薬(5ARI)で、テストステロン(T)をジヒドロテストステロン(DHT)に変換する酵素をブロックします。DHTが減少すると育毛には良いのですが、精子形成や性機能に影響します。つまり、薄毛治療と子作りは両立できません。妊活中だと薄毛は改善したとしても、子作りには支障がでる可能性が高いと言えます。
また、デュタステリド(アボルブ)もフィナステリドと同様に、5α-還元酵素阻害薬(5ARI)で、テストステロン(T)をジヒドロテストステロン(DHT)に変換する酵素をブロックします。デュタステリドでも子作りにおける悪影響が確認されています。
※海外の研究データーより抜粋
男性の女性化
プロペシアは男性ホルモンの発生を抑止することで薄毛を防ぎ、発毛を促進させます。ところが飲み薬の最大の欠点はその効果が体全体に効いてしまう点にあります。その結果、全身のホルモンバランスに異変が生じ、胸が大きくなるなどの発毛以外でも効果が出てしまします。
※海外の研究データーより抜粋
肝機能障害
プロペシアに限らず内服薬は肝臓で代謝されるため、肝臓に負担がかかります。肝臓は悪くなっても自覚症状があまり感じられません。代謝、毒素の排出、栄養素の合成・分解を行う肝臓が悪くなることで、疲労や倦怠感、食欲不振、集中力の低下、むくみ、尿の色が濃くなる、黄疸などの症状が出ることがあります。プロペシアは長期に渡って服用する薬ですので、定期的に血液検査で肝臓をチェックする必要があります。
うつ病の誘発・うつ症状の深刻化
※海外の研究データーより抜粋
前立腺肥大症の薬剤としてフィナステリドおよびデュタステリドを用いた場合の性機能に及ぼす影響について調査した5つの論文の結果をまとめました。5ARIにより、勃起障害(5~9%)、性欲減退、オルガズム低下を認め、性機能低下は自尊心低下、QOL低下、親しい人間関係の維持の低下に結びついていました。また、プロゲステロンや糖質コルチコイド(いわゆるステロイドホルモン)の濃度にも影響するため、抑うつ、憂うつなどの精神症状をもたらします。なお、射精要害への影響は現在のところ検討されていません。。(Expert Opin Drug Saf 2013年)
2010~2011年にフィナステリドを使用した男性型脱毛症の健常男性で、服用中止後3ヶ月以上性機能低下の副作用が持続する方61名を調査しました。対照群は、男性型脱毛症はあるもののフィナステリドを使用していない男性29名としました。うつスコア(BDI-II)は対照群(10%)と比べフィナステリド使用群(75%)で有意に高く 、自殺企図も対照群(3%)と比べフィナステリド使用群(44%)で有意に高くなっていました。(J Clin Psychiatry 2012年)
アルコールへの免疫が弱くなる
プロペシアを服用してからお酒が弱くなったなどの口コミがよくありました。最近になってようやくプロペシアとアルコールの関係についての論文が発表され、正式にアルコールとの影響が確認されました。お酒を飲むと良いやすくなった、またはお酒が飲みたいと感じる回数が減ったなどの症状があります。
The Journal of Sexual Medicineの研究報告より抜粋
フィナステリド服用中止後3ヶ月以上性機能の副作用が持続する方83名において、フィナステリド使用前後での性機能とアルコール消費量を検討しました。65%の方はアルコール消費量が有意に低下しました(週5.2杯→2.0杯)。
アルコールへの副作用も持続する
またアルコールの副作用のPFSも確認されています。フィナステリドを飲むのを中止してもしばらくアルコールを飲めなくなっているという症例が多く、5ARIが投与中のみならず投与中止後もステロイドホルモン濃度や代謝に影響を与え続けることを示しています。どのような方がPFSになるのかについては、明らかではありませんが、現在米国でPFSの方を集めて研究が行われようとしています。
前立腺がん検査(PSA数値)への影響
副作用の症状とは異なりますが、プロペシアを服用していると前立腺がんの検査で測定されるPSAの数値が50%低下します。PSAが高いと前立腺肥大や前立腺がんの可能性が高くなります。
検査のときにプロペシアを服用していることを伝えないと、前立腺の異常に気づかない可能性があります。血液検査を受けるときにプロペシアを服用していることを必ず伝えるよう注意しましょう。
アメリカでは政府が製薬会社に副作用の追記を要求
一度認可された医薬品や育毛剤などが承認された臨床データを再収集して発表を行うことはほとんどありません。
プロペシアを開発したメリク製薬にしても1997年にアメリカではじめて認可をされた際に提供された治験や臨床データがこの16年以上変更されることはありませんでした。
ところがプロペシアの副作用の症例があまりに多く報告されたために、FDSはメルク社に対して副作用についての記述を追記するように要求するという特例が発生しています。
ある日突然、医師からプロペシアの処方をやめると宣告された
私が勤めていたクリニックでは院長先生がかなり患者さん想いの真面目な先生でした。彼はAGA治療の第一人者とも言われる方で、忙しい治療の合間を塗っては勉強会などに出向いて最新の研究成果を報告したり、海外で活躍するAGAの医師などと情報交換をしながら、先進国のAGA治療の動向などをよく勉強していました。
その当時はAGA治療の認知度も高くなり始めたことろでクリニックにもたくさんの患者さんが来院しているときでした。治療はミノキシジルやフィナステリドの投与を中心としていました。
ところがある日、院長先生があるときにクリニック内の研修で私たち看護師にこう言ったのです。「今後はフィナステリド(プロペシア)の処方はできる限りやめていく。」当時AGA治療にはフィナステリドは欠かせない主力製品でした。AGA治療を受けにくる患者さんのほとんどにフィナステリドを処方している時期。そのフィナステリドの薬の投与をやめるというのはどういうこと!?私たち看護師をはじめそのクリニックに勤める他の医師も唖然としていたのを鮮明に覚えています。
院長先生がフィナステリドの処方を縮小させていく理由として3つの理由をあげました。それはフィナステリド投与による深刻な副作用の症状でした。
1勃起障害・ED症状を引き起こす恐れ
2深刻な鬱症状の恐れ
3癌を引き起こす恐れ
この3つの症状、もしくはどちらか一つの症状を引き起こすリスクが高いというのが、海外の最新の研究結果で分かり、海外では深刻な社会問題化しているというのです。その時海外では、プロペシアの危険性を世間に認知させるための組織や団体が結成されはじめていたのです。
プロペシアの副作用が恐ろしいのは副作用が持続すること
プロペシアが恐ろしい理由は、最近わかってきたデーターで副作用が持続的であるというこうです。身体に異常を感じて薬をやめても副作用が持続することにあります。つまり今日プロペシアの服用を中止しても、身体にのこっている異常や不快感は持続する可能性が高いのです。そのことが懸念され、ポストフィナステリド症候群(PFS)と呼ばれています。
プロペシア(フィナステリド)でもっとも重要な副作用とリスク
1プロペアシアには癌の発症リスクがある
まずは最近プロペシアの副作用について重要な記述が追加されました。それは副作用のリスクとして癌のリスクがあがるという一文です。つまり癌のリスクがを製薬会社が認めさせたというのがポイントです。それまでこの論争はしばらくの間ずっと行われていたのですが、製薬会社が一向に取り合おうとしませんでした。ところが政府主導でそれが強制的に行われたということになります。
ではじっさいにどの程度服用すると癌になるのでしょうか。実はそこが問題ですね。
2発症リスクが高まる使用容量は?
プロペシア(フィナステリド)の鬱症状は深刻化する恐れ
プロペシアにはもう一つ深刻な副作用リスクが含まれています。それは鬱症状を引き起こすということです。これはわたし自身が患者さんと向き合っている中でもいくつか確認していた症状です。うつ病にはいくつかパターンがあって、完全に気持ちが落ち込んでしまう症状だけでなく、思考力の低下で日中もボーッとしている時間が続いたり、活動する気力がなくなり引きこもってしまうケースも。
アメリカではうつ病になったケースがとても多く報告されていて、それまで運動なども活発にこなしていたのに、プロペシアを服用するようになってからは何も楽しめなくなり、自宅で引きこもっているというケースがかなり多く報告されています。
実は鬱症状は癌と同じ、もしくはそれ以上に深刻な副作用です。というのは生活のあらゆることにたいして無気力になり、仕事や人間関係などを全て壊してしまう恐れがあるからです。
また深刻な鬱状態を引き起こしてしまうと回復するかどうかはわからず、かなり後遺症に悩まされます。
なぜ鬱症状を引き起こすのか。
私の知り合いでゲイの友人がいました。彼(彼女)は身も心も女性化したいがためにホルモン剤を飲んでいました。ところが彼女は数年間一切連絡が途絶えたのです。後から聞くところによるとホルモン剤の副作用としてものすごく気分の高揚が激しくなる。興奮するというよりは気持ちに張りがなくなり、うつ病っぽくなるということでした。彼(彼女)は体を女性に近づけるために、ホルモンバランスを調整し、その副作用でかなり重度のうつ病になっていたのです。そして彼女は数年服用したのち、ホルモン剤の服用をやめました。それはあまりに辛いうつ病との戦いに耐えられなかったからです。
フィナステリドの効果もわかりやすくいえばホルモン剤と同じ作用があります。薄毛を引き起こすのは男性ホルモンのなかの特定の部分。それをフィナステリドで抑制するのですが、それはいわゆるホルモンの分泌に作用させる薬なので、体内のホルモンバランスに影響を与えます。その投与を続けることで血液中のホルモンバランスが崩れ、精神面に大きな影響を及ぼしてしまうのです。
鬱症状を経験した人間ならわかりますが、重度のうつ病はとても辛い病気なのです。
うつ病症状になるまでの期間は個人差があるので要注意
もっとも恐ろしいのは副作用が出てくるまでに個人差があるということです。フィナステリドの摂取を開始したからといってすぐに副作用の症状が出る訳でなくは、人によっては半年から数年経ってから副作用が出るいうケースがあります。
もしすぐに体調や精神的に違和感を感じればすぐに服用をストップすることができますが、数年後まで服用を続けてしまうケースもたくさんあります。その場合には副作用が長期化することも多いので注意が必要です。
国内でプロペシアの副作用が話題にならないのは製薬会社の圧力
この話は業界でもタブーとされています。どうしてプロペアシアのリスクが海外ではこれだけ訴えられているのに関わらず、日本ではあまり報道されていないのでしょうか。一部週刊誌では最近プロペアシアの服用の危険性を掲載したところがありましたが、ほとんどのメディアや報道ではスルー状態が続いています。
実はプロペアシアの副作用が報道されないのは、政府をはじめ厚生労働省やお医者さんが製薬会社と癒着しているからなんです。日本国内でプロペシアの販売元になっているのはMDSと。日本の2大製薬会社といわれています。そしてこのプロペアシアはこの2大製薬会社にとっては莫大な利益を生み出すドル箱薬品なのです。
つまりこの2つの製薬会社から巨額の賄賂や利益供与が行われているので政府はおろか報道やマスコミもプロペアシアの副作用について一切報道していないというのが私たちの業界ではまことしやかに囁かれていました。
製薬会社の社員に聞いた1日1mgを服用させる本当の意味
プロペシアの容量・用法には、1日1mgの服用をすすめています。ところが製薬会社の人でAGA治療をしている人は、フィナステリド1mgを4分割して0.25mgにして飲んでいるという話をしていた。製薬会社は薬の本当の容量や効き目の個人差について適当にうまく誤魔化すようにしています。
私が治療を見てきたなかで、フィナステリドは0.25mgでも効果は出ます。ただメーカーは1日1mgを推奨している。この理由は、効果が出るのに個人差があるから、誰でも確実な効果を得られるために1mgを飲ましているというのが1点目の推測。そして2点目は、ビジネスには薬がたくさん売れる方が製薬会社は儲かるので、薬の添付文書で1日1錠を飲むのが適切だという書き方をしているという推測である。
しかし効きすぎる人には1mgは多すぎて、副作用が出てしまう。
そういうときはまず量を減らせばいいはずだが、
薬にはそんな説明は無いし、医者もそういう事は言わない。
自分に合わないなら飲むなってだけ。
プロペシアの副作用の報告と実態について
ここからは実際に副作用として相談されたケースを実際に書いていきたいと思います。どんな症状やケースにみなさん不安や苦痛を感じているんでしょうか。
プロペシアによる鬱っぽい・うつ症状の報告
3年くらい前に半年ほどプロペシアを飲みました。
飲んだ期間 6ヶ月 容量1mg/1日
止めた理由は、 効果を感じれなかったことに加え、勃起不全になったからです。 フィナステリドを飲み始めて明らかに精液量が減ってきました。
また飲み始めて3ヶ月くらいから体調に異変をきたしはじめ、眠れずうつ状態に。さらに1ヶ月たった頃から布団から動けなくなるほど気だるく気持ちが落ちるようになりました。さらに1ヶ月後には食べる飲む歯磨きや入浴などもできない状態に陥りました。
その後フィナステリドは辞めて半年ほどでうつ病状態からは抜け出しました。ただ3年経った今でも勃起不全(ED)っぽい症状は治ってません。
フィナステリドで飲酒・お酒ができなくなった。
プロペシアを続けられなくなった最大の副作用はお酒との相性がある。プロペシアを飲んだあとにお酒を飲むと体にすごく負担があり、体調がわるくなる。
また飲酒したときには胃の不快感がかなり強い。
フィナステリドがアレルギーだったケース
個人輸入でプロペシアをはじめました。体調がおかしくなったので血液検査の結果、アレルギーだと判断されました。 医師には薬のアレルギーは(薬疹)命の危険にも関わることがあるので、すぐに服用をやめてくださいと言われました。この薬を飲むのはやめることにします。 個人輸入は便利ですが、みなさんもプロペシアを飲む時には気をつけてください。
プロペシアで湿疹が出た
プロペシアを飲み始めてから体のあちこちに赤い湿疹が出てきた。首、背中、腕、指など。まずは今飲んでるプロペシアを中断して回復をみてみるつもり。もし湿疹が引けば、また再度プロペシアで症状が再現できるか確認してみる予定。病院はそれから行くつもり。今すぐ病院にいくと飲むのやめろって言われて終わりになりそうなので。
プロペシアを2011年から4年ほど飲んだけど、去年体調を悪くしてしまった。その結果、いろんな薬が飲めなくなった。 プロペシアを飲むと指に発疹が出る。飲んですぐ出でるわけじゃないけど 2週間ぐらい飲むと発疹が出て怖くなって飲むのをやめる。発疹が消えるのに2,3週間かかるんだけど 飲むとまた出始める。 なんかプロペシアを飲むのがすごく怖い。
プロペシアによる勃起障害・ED・精力減退したケース
30代後半
プロペシアを飲み始めて約4年くらい経つけど、飲み始め当初から勃起力が一気に弱くなった気がする。 ここ2年くらいは勃起するまでの時間も掛かるし、硬さとか精力が更に落ちた。去年あたりから顕著に感じていて、精子の量もグッと減ってきた。
髪の毛が薄くなるのは怖いけど、このまま精力が弱くなり続けるのも嫌なのでなので、思い切って先月から服用をやめている。やめてから1ヶ月経つので勃起力はかなり回復してきた。やっぱり彼女との関係もあるので、硬度と持続力があると嬉しい。 精子の量も増えた、感度も上がった気がする。
肝心の薄毛対策は、ミノキシジルを継続的に使って、リジンのカプセルを飲むようにした。 そして植毛できるクリニックにカウンセリングに行っている。やっぱりプロペシアは危険だということを聞いた。頭髪についてはプロペシアをやめたことで抜けが増えたとかは今のところ目立つような変化はない。まだ一カ月だからというのもあるが、一年後はどうなっているのかは不安があります。
デュタステリドを2年ほど毎日服用後、半年前から鬱症状、性欲消失、集中力欠如、射精時の快感消失などの副作用がひどくなり、服用を中止しました。現在、薬をやめてから1ヶ月になります。この1ヶ月で精神症状や集中力は回復してきたのですが、射精時の快感消失が回復しません。何か良い治療方法はないのでしょうか。ポストフィナステリド症候群(PFS)を知り、不可逆なのかどうか心配です。
性欲減衰は確かに感じた。精力減退が起こる可能性が高いと聞いていたけど、勃起も服用前のようにギンギンにならないし、精液もサラサラになった。
あとは服用後に頭がボーとしてしまう時などもある。体調にもよるが副作用が結構強い薬だという感じはする。
プロペシアの不妊・子作りへの影響
プロペシアを飲んで検査での数値が悪化した
知っている人がいればご意見聞きたいです。
プロペシアで耳鳴りするというケース
プロペシアを服用すると右耳に耳鳴りのようなものが必ず発生します。 水が入ってふさがった感じです。だから手で耳の周辺部分をたたくと 、耳に水が入ったような感じでボワーっと響きます。 これはプロペシアの副作用で認められる症状でしょうか。脳神経の副作用とかがあると聞いています。同じ症状の方いますか?
プロペシアで副作用や後遺症を感じなかった人の意見や口コミ
プロペシアで副作用や後遺症がないという意見ももちろんあります。
プロペシア飲んで、もう9ヶ月くらい経つけど副作用とか全くないですね。男性器が勃たなくなるとか、精子の量が減るだとか、散々 騙されたけど思い切って飲んでみて良かったです。抜け毛が半分くらいになったし、髪の毛もちょこちょこ生えてきたように最近感じています。たぶん勃起障害になったのはそういう年の人たちなんじゃないかって思います。
いろんな所に書き込みや口コミがあるけど、そういうの信用しなくてよかったです。とりあえず他の人の口コミとかだと副作用が出たという人がいますが、自分は全く副作用とか感じなかったです。
プロペシアには効果もあるが副作用がある。それを理解した上での服用は自己判断
プロペシアについての副作用や後遺症についてかなり長く説明してきました。今回の記事の中身ではプロペシアのデメリットの部分を中心に細かく説明しました。よってプロペシアが悪かというと完全にそうとは限りません。わたしの立場は、副作用や後遺症をきちんと伝わってない現状に危機感を感じてるので、まずはそのリスクやデメリットについてきちんとした知識をみなさんに持ってほしいというのが根底にあります。その上で使用するのか使用しないのかは皆さんで責任をもって判断してもらえればと思っています。
副作用のない薬剤なんてこの世に一つもない
残念ながらどんなに優れているお薬でも必ず副作用があります。たとえば風邪薬にだって眠気や頭がぼーっとするなどの副作用があります。だからプロペシアに副作用があるからプロペシアがいけないということではないのです。
医者の役割は薬のプロフィットとリスクをきちんと説明するのが役割です。患者さんにこの薬を飲んだらこういう効果があるけど、一方でこういう副作用がありますと処方します。しかし実際にはその薬を飲むかどうかは患者さんの最終判断になります。たしかに日本の厚労省は海外に比べて薬が承認されるまでにかなり厳しいプロセスを経ないと商品として世に送り出せません。ところが一度承認が降りてしまうとよほどのことがない限りは、副作用や後遺症の報告があがっても簡単には承認の取り下げは行われません。それは政治的な事情や誰か責任を桜花などドロドロした部分があるからです。仮にプロペシアを飲み続けたことで死者が数人出たからといって、即中止にする訳にはいかないのです。だから海外などで見られるポストフィナステリドなどの研究機関が存在するのです。
服用するかどうかは最終的には自己責任になる
例えばインフルエンザの薬として大きな問題になったタミフルなどもその一例です。タミフルは子供が摂取すると死亡するケースなどが報告されましたが厚生労働省はタミフルの認可を下げることはありませんでした。それはなぜかというと、社会に対するベネフィットがあまりに大きかったからです。タミフルを飲むことによって精神異常症状を引き起こすけど、じゃあインフルエンザに効く薬があるかというと、当時はタミフルしかなかったというのが現実です。
どの予防接種も数十万から数百万人に一人くらいの割合で、 脳炎などの重大な副作用がでることは周知の事実だけど、 それらの予防接種がずっと続いているのは同じように、リスクよりもリターンの方が大きいと言えるからです。
政府や医師に利益があるのも事実だし、薄毛になんらかしらの効果があるのも事実です。ただその薬を飲むかどうがは皆さんの最終判断になるのでこの記事をしっかりと読んで、服用するかどうかをしっかりと考えてほしいと思っています。
プロペシアの副作用を避けるおすすめの治療方法
これまで数千人の薄毛治療を見てきましたが、プロペシアの処方にはかなり早い段階でやめてきました。それにはやはりプロペシアの副作用や後遺症のリスクが払拭できなかったからです。日本ではまだ承認が降りてから10年程度。プロペシアをずっと飲み続けることでどんなリスクが発生するのかは現状わかっていないというのが事実です。また短期的に飲んでいたとしてもEDや深刻な鬱症状になるといのは普通の生活ができない状態をさすので、いくら薄毛を治したいからといって日常の生活をやめさせるわけにはいかないというのが私の結論です。
そこで私がおすすめしているのは、3つです。
⑴薄毛治療はミノキシジルをとリジンで行う
⑵リスクがない植毛をする
⑶プロペシアをどうしても使いたなら塗るタイプにする
です。